保護犬・保護猫とは
私たち人間の生活する社会には、飼い主のいない居場所を失った
保護犬・保護猫たちが存在することを知っていますか?
動物愛護センターや動物病院には迷子犬・猫、あるいはさまざまな事情から飼育が出来なくなった犬猫たちが持ち込まれています。
動物愛護センターにおいては年々収容される犬猫の頭数や殺処分数は減り続けているというデータがありますが、いまだ引き取り頭数の約80%、数にして16万頭以上(※)の犬猫たちが殺処分されているという現実があります。
この数をどう捉えるかは個々によって異なると思いますが、この社会で人間と共に生活したいと思いながら命の最期を迎える犬猫たちがいることを忘れてはいけません。
現在では飼い主の意識が高まり、避妊去勢手術の実施率が向上したことも保護犬・猫の減少に大きく貢献しております。また、新しい飼い主を探す運動も各自治体を含め各地で盛んになってきています。
ペットの先進国とされるイギリス、ドイツでは国民の動物愛護の意識が高く、現在ドイツでは殺処分ゼロを実現しています。
その中、日本でも動物愛護、保護犬猫問題に取り組む運動は高まっており、改正動物愛護管理法が公布され、施行されました。
新たな家族を迎える時、新しい飼い主・家族を待っている保護犬猫たちがいることを思い出して下さい。保護犬猫たちにも人間との幸せな共生を。それを実現させるべく、私たち共立製薬は新しい保護犬猫との出会いの場を提供致します。
そして日本での殺処分をゼロにすることに貢献して行きます。
※161,867頭(平成24年度 環境省調べ)